行灯(あんどん)はお仏壇や祭壇の脇に直置きで飾るオーソドックスな提灯です。盆道を照らす灯りとして左右1対飾りが基本となります。ご自宅用をはじめ御供用としてもお選びいただくことの多い提灯です。
一般的なサイズは11号
行灯は8~12号サイズの取り扱いがあり、当店では11号を最も多くお買い求めいただいております。11号を基準に、もう少し大きいものであれば12号、小さめなら9~10号を目安にお選びください。
記載サイズの「高さ」は、提灯足の下から上部手板までの総高さを表記しております。
箱から部品を取り出す
箱から行灯の部品を取り出して並べます。
火袋・上足・下足・つば・手板・三角・風鎮・電球・コード・説明書などが入っています。
足を差し込む
つばを手で押さえ、足を1本ずつ(合計3本)差し込みます。その際、足を左右に軽く動かしながら押し込むと上手く差し込めます。
三角を取り付ける
下足の三本の内側に三角を取り付けます。その際、最後の足は根本が折れないように注意しながら、軽く開いて差し込みます。
電気コードを取り付ける
つばに電気コードを取り付けます。つばの下からコードを通して付属の房掛ナットで締めます。電球を取り付けて、灯りが点くことを確認します。
上足を差し込む
つばに上足を2本差し込みます。その際、上から強く押し込むと下足に負荷が掛かりますので、つばを押さえて、上足を左右に軽く動かしながら押し込むと上手く差し込めます。
火袋を固定する
火袋の輪の中に上足を通して、つばに下輪をはめ込みます。つばに付いている金具を開いて火袋の下輪を固定します。
手板を取り付ける
上足に手板を取り付けます。その際、上足の内側を押さえ、手板を軽くねじ込むように動かすと上手く差し込めます。
火袋を開く
火袋の上輪に付いている紐を持って、ゆっくりと引上げます。紐を上足の金具に掛けて火袋を張ります。写真のように絵柄の正面を1本足の方向に合わせます。
風鎮を取り付ける
電気コードの房掛に房(風鎮)を取り付けたら完成です。
御供え物としていただいた場合、「敬供札」も同じく房掛に吊りさげ、名前が見えるようにします。
行灯を飾る
祭壇やお仏壇の両脇に設置します。行灯を移動する際は、写真のように下足を持って動かします。
※行灯の種類やメーカーによって付属品や組み立て方が異なります