掛軸「水墨山水」中沢勝 尺五立（A-4682）

【作者略歴】中沢勝（なかざわ　まさる）

歴程美術会員　昭和十八年生まれ　千葉県出身　院展入選　個展・グループ展　画伯

山水とは、深い山、流れる川、木々や岩など大自然の景色のことです。

単なる風景画ではなく、道教や禅の教えと共に伝えられた画のモチーフには一つひとつ意味があり、世間のしがらみから遠く離れた心穏やかな世界が表現されています。

墨の濃淡だけで巧みに表現された水墨山水は見る時によって春夏秋冬、朝昼夜、雨や晴れ、無限の世界観を生み出してくれます。

山水画は大きく分けて、墨の濃淡で描いた「水墨山水」、色を入れた「彩色山水」、家の四方を守護する四神を描いた「四神山水」の３種類。新緑・紅葉・雪などの彩色が入ってなければ掛ける時期は問いません。年中掛としてお楽しみいただけます。

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